2013年8月18日日曜日

次の大地震はどこだろうか

地震は必ず来る。
不謹慎かしらんけど日本では確定事項である。
では次はどこなのか本当に真面目に考えるべきだと思う。

マスコミで最近叫ばれていたのが東南海地震である。
100~150年周期の地震で、今後30年以内にはなにか来そうな雰囲気である。
まあ日本の地震予測能力は占い師以下のレベルなので、昔話からの教訓って雰囲気だが。
具体的には文科省の地震調査研究推進本部と地震予知連絡会の能力のことである。
ただし地震予知連絡会は「予知」の文言を外すことにしたそうな。
どちらかというと私は、研究者が「予知」なんて文言を使ったことが怖ろしいけど。
理論が確定されてもいないのに結果が予知どころか推測すらできるはずがないのである。
アホ丸出しの赤っ恥話である。

さてそれはさておき、
なぜかマスコミではなかなか取り上げられない地震に関東大震災がある。
正確には南関東直下地震だ。
私としてはこちらの発生確率の方が高い気がしている。
次のグラフはWikipediaから拝借したデータをグラフ化したものである。


グラフから、100年前後の単位で大地震があることが分かる。
また1850年以降は40~50年単位で地震が頻発する時期が訪れている様子が窺える。
ちなみに関東大震災(1923)から今はちょうど90年になる。
今2000年前後はまさに上記の周期に一致する時期であるとは思えないだろうか。
そして1900年後半に発生した地震は1800年後半に派生した地震と似てはいないか。
私が上記のグラフの続きを予想するなら1900~1950年のグラフを元に線を引くがどうか?

最初に書いたとおり、日本の地震予測能力は占い師以下のレベルである。
どんな予想も真に受けない方がよい。
ただ昔話からの教訓って感じで心の隅には留めておくべきだと思う。

なお次の大震災回避の最有力対策は首都機能移転だと思っていた。
国会もそんなことは百も承知で1960年ごろから首都機能移転は議論されてきた。
だが候補地が二転三転し、10年ほど前に移転話は頓挫した。
原発や尖閣と同じで話がややこしくなるとすぐ棚上げにするのは日本のよくない癖である。
というか利権が絡むと話が進まないんだよね。
なぜかというと民意や国民の生命よりもお金が優先されるからである。
そして高いツケを払うことになる。
もちろんツケを払うのは若い連中である。
理不尽ですよねえ。


2014/12/19 追記
地震調査委員会とやらが地震発生確率を発表した。
やっと関東平野があぶないと言いだしたらしい。
でも首都機能移転はないだろう。
理由は国会議員が削減できない理由と同じである。
日本人の「死なば諸共」みたいな奇妙な価値観も関係しているのかもしれない。
同族ながら学習しない民族である。
いやそれとも、天災を避けられぬものと認識したが故の集団自殺行為なのか?
でもこれは無意味な玉砕だと思うけどなー。
なんにしてもこれは必ず起こる目前に迫った危機である。
被災者が少しでも少ないことを祈る。

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