2013年8月3日土曜日

原発が正常運転中も放射能出すことを知らない?

汚染水流出記事のYahooコメントで、通常運転でも放射能出すの?!ってコメントがあった。
そりゃ出るでしょ。
原発の説明があったら必ず聞くと思うんだけど学校で習わなかった?

発電の仕組みはどの発電でも同じで、水を沸騰させてその水蒸気で羽根車を回すだけである。
原子力発電の場合、この水蒸気には放射能が含まれる。
で、水蒸気をそのまま空気中に放出するわけにはいかないので冷やして水に戻す。
ここでその冷却のために海水を使う。
これが冷却水や温排水と呼ばれる水で、やはり放射能が移ってしまう。
当然放射能の除去は試みるのだけれど科学技術的に完全除去は不可能なので「人体に影響のないレベル」の排水はそのまま海に流される。
まあ人体に影響があるかどうかって根拠ないんだけどね。

温排水にはもう一つ問題があって「温」排水なので熱いのだ。
吸入前より6度か7度ほど熱くなる。
海に戻せば海水と混じり合って冷えるけど周囲の海水温度は2~3度上がってしまう。
地球温暖化など目ではない温度上昇である。
当然問題が発生するはずなのだが、関係者が言うには問題ないらしい。
何故かと言うとこれまで問題が確認できてないからとのこと。
確認能力に問題あるんじゃないの?
と批判気味に書いたが、実は火力発電にも冷却水が必須であり同じように海水を使用する。
温度上昇も原子力発電と同様である。同じ技術だからねえ。

どの発電にしても環境への影響ないわけないのだが関係者はひたすら隠す。
だが恩恵を受けてる側もないと困るので追求もしない。
辿り着く先は人類の滅亡なのだが誰も気にはしない。
数百年か数千年先の話だし、最悪この技術を手放せば文明と引き替えに滅亡は避けられるから。
※ただし原子力発電は手放しても影響がなくなるとは言えない。
ほんと断トツで知恵の足りない種族だよねえ、人類って。

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