2012年10月29日月曜日

鹿児島補選が政党選挙、の意味不明報道

鹿児島県の補欠選挙で自民候補が当選した。
で、民主が応援した候補が落選したから民主ピンチらしい。


民主がピンチなのは否定しない。
むしろ確定事項だろう。
私も早く解散して欲しいし、次も票を入れるつもりはない。
だが鹿児島の補選は状況がちょっと違わないか。

そもそも議員候補の主張が報道されていない。
落選候補がマトモだったのかどうかが分からない。
また落選候補は民主ではなく「国民新党」の所属である。
なお国民新党の政党支持率は0.1~0.2%である。
政党視点なら客観的に勝ち目はないでしょ。
しかし実際の両者の得票差は驚くほどもなかった。
これではどちらが支持されたか明確でない。
むしろ民主&国民新党に意外なほど票が入ったように見えるのだが。
今回の選挙結果では自民が支持されたとも民主が否定されたともとれないと考える。

マスコミの言うことを鵜呑みにするとまた大変なことになる。
議員を政党だけで区別すると今の政治混乱はいつまでも収まらない。
なぜなら今の政治混乱は政治方針の違いに起因せず、政党間の闘争パフォーマンスにすぎないからだ。
高い観覧料でくだらない劇を演じる今の政治を変えねばならない。
票を入れる議員は所属政党ではなくその政治主張を元に決めるべきだ。

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