トリック・オア・トリート

ハッピーハロウィーン！

ハッピーとか言いつつこれはお化けを追い返すための言霊である。
さて巷の商人はハロウィンを流行らせようと四苦八苦しているようである。
カボチャグッズはまあ売れるのではないかと思うが、
子供がお菓子を求めて廻るのは普及しないだろう。

知らない子供に声をかけたら通報される時代に無茶なイベントだ。
お菓子を渡すにしても食物アレルギーなどの問題も考えなければならない。
変なもの混ぜたり賞味期限切れを渡す輩も出るかもしれない。
逆に扮装をして強盗をして廻る輩が出ないとも限らない。
実際この日は毎年どこかでお化けが銃殺されるしねぇ。

流行らせたければもっと一年を通じた地域の取り組みが必須だろう。
また巡回ルートや時間、在宅確認、渡すお菓子などの入念な計画も必要だ。
この無縁社会でいまさらそれができるとも思わないが。

そもそも「収穫祭」は各地の「お祭り」と、「霊の訪問」は「お盆」と、意味が被ってるんだよね。
別に日本では「カボチャの日」でいいんではないだろうか。