2016年5月17日火曜日

「ホワイトハッカー」なんて単語ができてたのか

新聞記者は未だに「ハッカー」の意味が分かってないようだ。
読売新聞に至っては、良い者を「ホワイトハッカー」、悪い者を「ブラックハッカー」と呼ぶんだよとか注釈していたよ・・・これマジだよ?
ブラックハッカーとかググっても出てこないよ。
だってそんな単語ないもん。
日本語ができない人が記事書いてるって大丈夫なのか?この新聞。

そもそもハッカーとはコンピュータに詳しい者のことである。
IT界とはそもそもハッカーの集団が構成しているため、当然ハッカーという単語そのものに善悪のニュアンスは全くない。
しかしコンピュータを悪用する者は許されない。
そのような者は悪意をもってクラッカーと呼ばれるのだ。
これがIT界での常識。

ところが理解力が乏しい誰かが「ハッカー」を「コンピュータを悪用する者」と定義付けたらしく一般人の認識も「ハッカー=悪者」になっていった。
なので一般人の思考では「ホワイトハッカー」という単語を聞いたとき、
「そっか、ハッカーの中にも良い人がいてそれをホワイトハッカーって呼ぶんだ」
と考える。
違う。ハッカーには基本的に悪人は含まれない。それはクラッカー。
しかし今さら一般人の思考も新聞記者の知識も更新されないらしい。
不思議だ。

おそるべきはマスコミ。
このようないい加減な情報を流布して訂正もせずにのうのうとしていられる不思議

アホしかおらんのだろうか。