2015年12月17日木曜日

夫婦「別姓以外」の議論はないのだろうか

夫婦同姓が合憲となったが、まあ法律の字面だけならそうなのだろうなあ。
法律の上では"夫の姓にしろ"と書いてあるわけではないのだから。
法律と現実との差異が問題なんだけど、それを法律家が判断はできない。
法律家が法律無視したら法治国家ではなくなってしまう。
それを判断するのは政治家かそれを支える社会なので、訴える先が違うのではなかろうか。

さて同姓か別姓かで激しい議論が起こっているが、
他の案はあまり議論されていない気がする。

例えば夫婦新姓
結婚したら夫婦で新しい姓を名乗ってよい。
夫婦が喜びも苦しみも等しく共有するので、案としてはあっていいと思うのだが。
これが広まれば誰も姓に拘ったりしなくなるしね。
根本的な解決になるかも。

例えばミドルネーム追加案。
「鈴木・佐藤・太郎」とかが誕生するわけである。
名乗りを自由にすれば同姓+別姓の両問題解決である。
ついでに同姓同名が超減る。
まあ既存の書類の書式変更や友人の名前を覚える手間増加など問題も多いが、海外では使用国もあるのだし検討すること自体に問題はないはずだ。

ただ別姓を認めるだけよりも良い案がどこかにありそうな気がする。
なんかそう言う議論なくない?
こういうものこそマスコミや専門家の出番だと思うんだけど、報道は同姓か別姓かのどちらか一択以外は検討する気がない様子。
なんか不自然だ。

2015年12月3日木曜日

どうしても歩きスマホが必要なときもある

歩きスマホの罰則化の話などが発生する昨今。
それに特に異論はない。
異論はないが「やむを得ないときは許可する」旨の追記は欲しい。
それはどのようなときかというとド近眼の低視力者が眼鏡を破損or紛失したとき

両眼視力が0.1を下回る辺りからコンクリート上の石が識別できない。
縁石の高さもよく分からない。
運転者を視認できないから突然動き出す車や開くドアには対応できない。自動ドアとガラスの壁の区別が付かないので突然壁から人が出てくる。
遠近感も弱く、迫ってくる自転車等の速度もよく分からない。
階段も上り下りしづらい。
かなりヤバいことを理解頂きたい。

しかし、そんなとき、ただ一つその視界を補助できる手段がある。
カメラである
超ド近眼でも流石に目前の液晶画像は視認できる(個人差はあります)。
そしてカメラは風景を鮮明に画面に映し出す。
これによりカメラを眼鏡の緊急代替物として用いることができる。
これは冗談ではない。
死活問題である。
大事なことなので二度言うが、
死活問題なのである。

個人的な心当たりは以上だが、他にも避けられない歩きスマホ要因はあるかもしれない。
短絡的に規制せずに若干の余裕を持たせた規制にして頂きたい。
規制すること自体に異論はないです。


2015年12月2日水曜日

世間にスルーされつつある流行語大賞

相も変わらず選考基準が不明な流行語大賞。
そのそもこの賞に選考委員は必要なのか?
本来は「1位 得票数○○の「△△」!」とか発表されるモノではないのか。
もし選考委員が必要だとしたらその得票数が拮抗したときだけだろう。
だがまるで「俺たちが選んだ」と言わんばかりの選考委員は意味不明である。
あんたらの本来の仕事は票の仕分けだけだろ。
もしホントに選考委員が選んでいるならそれ流行語じゃないんじゃね?と考えるのが自然だ。
客観視できるはずの流行語が選考委員の主観で左右されるなど、ヒトラーもびっくりな情報操作に他ならない。
選考過程をもっと可視化すべきだ

もう飽きられていることを理解しているのだろうYahoo等のボータルサイトの見出しには翌日から流行語大賞に関する項目がほぼない。
少しあったがそれは「トリプルスリーって流行ってた?」という疑問だった。
流行語大賞への疑問も毎年恒例になってるなー。

選考委員の一人がクレームや圧力はやめてくれのような発言をしたらしい。
心底呆れるレベルの低さである。
客からの意見をクレーム扱いするこの意見をユーキャンとしては許容するのか?
圧力とはなんだ?
例えば「アベ政治を許さない」を「載せるな」というのが圧力か?それとも「載せろ」というのが圧力なのか?
どちらもただの意見だろう。
選考委員ならそれらも加味して選考できないなら辞退すべきではないのか?
だいたいそのような圧力があったとしてもそれは選考過程が不明確であるから発生するのではないのか?
客観的な数値から選ばれているのが明確なら圧力的な意見が来るはずがないのだ。
選考過程をもっと可視化すべきだ

私はこの賞の存在には肯定的だ。
だが受賞される語が正しく選定される場合に限る。
せっかく国民的行事になりかけたこの賞を潰しかけているユーキャンと選考委員の方々には非常に憤りを覚える。
この賞が信頼される賞になる条件は難しくない。
選考過程をもっと可視化すべきだ