2014年3月31日月曜日

たばこの害

新生児の誤飲の一位は34年連続で"たばこ"となった。
34年連続ともなればこれは常識であると断言できるだろう。
親であれば、というか親でなくても知っていて当たり前ではないのだろうか。
まあ新生児の前で吸ってよいかどうかを考えられる程度の思考力があれば、そもそも喫煙者になっていないのだろうけど。

ちなみにたばこは火事の原因の上位要因である。
出火原因別にみた火災発生状況
これも毎年"放火"等とップ争いを続けており、もう喫煙者を放火魔と呼んでも差し支えない程の出火率である。(あくまで「出火率では」の話である)
なお死者の出た火事ではたばこが断トツの出火原因である。
日本での主な火災原因
なんにしてもマナーの周知が急がれる。理解できるかどうかは別問題だが。
なお山火事の8%もたばこの不始末が原因である。
山火事の直接的な原因
空気の綺麗な山奥でわざわざたばこを吸う意義はなんなのだろうかね。
まあただの中毒症状であることは明白だが。

世の中からたばこがなくなれば、少なくとも「火事が激減する
これが最大のたばこの罪であり害であると思う。
 
このような事故を起こす者がたばこを吸うようになるのか、
はたまた、
たばこを吸うことによりこのような事故を起こすような者になるのか、
研究結果はまだ無いようだ。
まあどちらでも結果は変わらないのでそんな研究には意味がないけど。

2014年3月23日日曜日

大阪都構想に反対なら橋本氏を当選させるべきではなかった

大阪市長選で橋本氏が再当選した。
だがネット上のコメントでは無駄な選挙だったと言う声が多いようだ。
だが橋本氏は手続きに則って民意を問うただけである。
権力を振りかざしたわけでも仕事をほっぽり出したわけでもない。
しかも現状では公約が守れないのだから何かせざるを得ない。
いったいどうすればよかったというのか。

そもそも誤った選挙であるなら橋本氏を当選させるべきではなかった
だが反対派は対抗馬を出しもしなかった
これは民主主義国家では「当選者への無条件の信任」を意味する。
そのつもりでないなら「民主主義の放棄」である。

民主主義国家では国民の意志に従った政治が為される。
その国民の意思は選挙によって選ばれた代表によって行使される。
選挙結果を無視するという横暴が許されてはならないそれはテロ行為である。 
また、投票率に疑問があるなら当選者ではなく有権者を責めるべきである

なんにしても民主国家かつ法治国家において選挙で当選した以上、橋本氏が民意を得た大阪市首長であることは揺るがぬ事実である。

しかしこの国にはいつになったら民主主義が根付くのだろうかね・・・
「意味のない選挙」とか。板垣退助氏は何のために刺されてまで闘ったというのか。
まさか自由民権運動を知らないのか?
本当に一億総白痴化が進んでいるのかもしれないな・・・。怖ろしい。
まあ橋本氏当選確実の顔ぶれだったのに2割以上の市民が投票に行ったらしいから大阪市民はかなりマトモなようだけど。正直なとこ、この投票率は驚きの高さだった。
 
あと橋本氏が気に入らないならリコールだってできるんだよね。
当選させといて公約は守るな、とか意味分からんわ。
とりあえず大阪市議の与野党は早くリコール署名を集めるべきだと思う。
橋本氏に民意がないなら楽勝でしょ?

2014年3月20日木曜日

差別表現だけが撤去理由なら憲法違反かも

はだしのゲンはまあ何かと表現的に問題ないとは言い切りにくい漫画ではあるが、
一市長の主張だけで撤去可能なほど酷いとは思えない。
なにより憲法と法律の視点でも はだしのゲン側に有利ではないかと思われる。

まず日本国憲法第二十一条では第一項で「表現の自由」が保証されている。
そして第二項には「検閲は、これをしてはならない。」と規定されている。
ここでは検閲の定義が示されていないが一般的な辞書であれば「公権力が文書内容を精査する」のは検閲である。
今回の場合は事後検閲と呼ばれるものに該当するのではないだろうか。

次に、ニュースでは「き○がい」および「こじき」が差別表現であると市長が主張していると書いてあった。これらは本当に差別表現か?
どちらも放送禁止用語であるが放送禁止用語=差別表現ではない
一般的に差別的に使用されるかどうかが問題点となる。
さて「き○がい」はぶっちゃけ黒に近いグレーと言える。
本来は錯乱した(発狂)状態を指すものであったが不用意に知的障害を指す用途に使用する者もいる。だが一般的に「マニア」と同義で使用されることがあり「釣りキチ」「カーキチ」「雀キチ」などの「キチ」がそれである。
これを単純に差別用語とするのはいかがなものか。
さて「こじき」、は正直問題ないと思われる。
軽犯罪法ではこれが禁止されており、第一条第二十二項 に「こじきをし、又はこじきをさせた者」は拘留又は科料に処すると書いてある。要はただの行為名もしくは犯罪名である。
「どろぼう」や「せっとう」が差別用語ではない以上「こじき」も差別用語ではない、と考えるのが自然だろう。
またこじきとは乞食と書くが、これは仏教用語では「こつじき」と読み、食料を乞う修行、いわゆる托鉢である。(ちなみに食料を与えるという行為が修行)
上記より、これも一概に差別用語とするのは無理があろう。

それよりも、
差別用語から子供を遠ざけたら差別はなくなるのか?
差別をテーマにした書物や漫画はどうするのか。
これを撤去するのは差別ではないのか!
表現の自由を侵す以上、その境界は明確でなければならない。
なんとなくボクがイヤだから、で焚書を行うような法治国家は存在しない。
それはまさしく気が狂った行為なのだ。
見たくないものは見ない世界では人間の本質は見えてこない。
本当に大切なことは何か。
もっと議論が必要であると思う。

2014年3月14日金曜日

パラリンピックのメダル率が余裕でJOC群を抜いている件

パラリンピックの金メダルが3つになった! が、全然ニュースにならない。なぜだ。
JOCのHPに行ってもパラリンピックの結果は全く載っていない。
なぜならパラリンピックはJPCの管轄だからである。
だがJPCのサイトはない。JSADのサイトの一部としてあるだけである。
正直、分かりにくい
(ちなみにパラリンピックはIOCではなくIPCの管轄であり、分かれていること自体は不自然ではない)

さてソチオリンピックには113人の選手が出場した。
結果、メダルは8個であった。
14人に1個程度のメダルが獲得できたことになる。

さてソチパラリンピックには20人の選手が出場している。
現時点でメダル数は6個である。(しかも金メダル3個!)
3人に1個程度のメダルを獲得できていることになる。
あれ? すごくね?

もちろんオリンピックメンバーのメダル数は凄かったのだが、
それにも増して凄そうなパラリンピックのメダル数が全然報道されない違和感
パラリンピックはオリンピックの前にやるべきだという説を見たことがあるが、
ホントにそう思う。あとマスコミ仕事しろ。

(なおオリンピックにはチーム競技もあり、それでなくてもメダルの人数割りというのは適切な考え方ではありません。ただのネタ記事であることにご注意ください)

河野談話を見直さない方がいい訳

何事にも二面性がある。不用意に自らの行動を狭めてはならない。

河野談話の問題性は、「慰安婦の強制性」の根拠として利用されていることである。
これをもって「見直し」もしくは「撤回」を求める声が存在する。
が、ちょっと待て。
本当にそれは最善手か?

河野談話にはもう1つの注目点がある。
韓国への明確な謝罪を行っている」という点である。
河野談話を撤回すると、この謝罪」も撤回すると受け取られる可能性がある。
ここで考えねばならない。この河野談話には「利用価値」があるからだ。
利用できるところを残して誤りを正さねばならない。
ではなにが最善手か?
『河野談話の「慰安婦の強制性」の根拠を打ち崩す』ことである。
そしてそれは韓国側への配慮のために記載されたことを証明することである。
するとどうなるか。
つまり「慰安婦強制を示す根拠は全くなかったが謝罪の意を示した」となる。
これが正しい認識である。
単純に見直しや撤回では「否定した」という行動が強調されてしまう。
それよりも説得力がある経緯を示せるだろう。

上記に追加して日本軍による強制性を否定する新談話が出せれば完璧である。
が、まあとりあえずは検証で問題ないと考える。
むろん自民党に媚韓勢力がいなければの話だが。信用してよいのかしら。


2014/06/21 追記
良い感じに検証結果が発表された。
強制性の根拠がなかったことが結果に盛り込まれたのでやっとまともな状況に近づきつつある。
なんか韓国高官さんが強制性の証拠を出してくれるそうなので、これでやっと議論がスタートラインまで行きそうに見える。
そんな証拠を出せるのであれば、の話だが。
まあ無い証拠は出せないだろうから反日行動が大変なことになるだろう。
なんにしても韓国との正常国交のためには避けて通れない道である。
面倒ではあっても河野氏の証人喚問とかもやらないとね♪

2014/08/03 追記
やっと韓国政府が慰安婦の資料「慰安婦白書」を出すとのこと。
長かった。これでやっと話が進むのか・・・
と思ったら公表は来年2015年の末らしい。
え。
まさか今から資料集めるの?
それとも資料多すぎてまとめるのに1年半かかるってこと?
どっちにしてもいままでなにやってたのさ。
・・まあ期待して待っていたい。
どちらが正しいにせよ、これで結論がでるはずだ。
ただ、現大統領が失脚するとこの話はなかったことになるんだろうなー。
もう筋書き出来てるっぽい気がするんだけどー。

2014年3月13日木曜日

結局STAP細胞騒動はなんだったのか。

要は1に金、2から10まで金の話なのだと思われる。

なぜかSTAP細胞の作成作業には小保方氏しか関わってないらしい。
補助作業員もいなければ共著の若山氏も見てないとか。
え?若山さん見てないの?と驚いたものだが、STAP細胞の実効性を確認しただけで作成作業には関わっていないらしい。
だからといって作成を無条件に信じるのもどうなんだと思ったけど。
別のスタッフが1人いれば解決したはずなのだが、まあこれも問題は金なんだろう。

STAP細胞の存在はさておき、なぜ手順不確立状態のまま発表してしまったのか。
ぶっちゃけ金の問題ではなかろうか。
研究者に限らず雇われ人は一定期間でなんらかの成果を上げなければならない。
そして研究職は他の研究者に先を越されてはならないという課題も加わる。
かのiPS細胞も再現実験成功は半年後だったそうだから発表が実証実験よりも急がれるのはあの業界では必然なのだと思われる。
まあ理論が確かならいつか再現するわけなので発表に問題はないはずなのだが、事の責任は発表者個人に留まらないのでもう少し実験に力を入れてもらいたい。
こんなことでは世のためでも人のためでもなく金のための行動にしか見えない。
いやもちろんお金は必要なんだけどね。

しかしどうもね、
この理化学研究所なんだけど、毎年のようにお金関連の不祥事出してるんだよね。
 理化学研究所:不祥事
なんか色々、問題はもっと根が深いんじゃないかなあと思ってしまうのだけど、考えすぎ?

ところで今回のSTAP細胞論文が取り消されたとして、別の研究機関がSTAP細胞作成に成功したら、やっぱり手柄は取られてしまうのだろうか。
それとも小保方氏の名誉が回復されるのだろうか。よく分かんない。

とにもかくにも捏造ではないことだけでも本人に明言して頂きたいものだ。


2014/04/01 追記
論文への理研の発表に対して、小保方氏より「論文は捏造ではない」という趣旨の反論があった模様。
できればSTAP細胞作成は捏造ではないと明言頂きたかったが違うようだ。
誰もが知りたいのは「STAP細胞の存在有無」だけだと思うのだが、やはり意図的に避けているのだろうか。捏造確定までは給料でるんだろうしねー。
2014/04/17 追記
小保方氏に給料は出ていないらしい。有給消化中だとか。

2014/04/17 追記
昨日、やっと小保方氏の監督にあたっていた笹井氏が登場。
具体的な内容が聞けると思いきや、実験見てなけりゃノートも見てないし直属の上司でもないと明言。しかしそれでもSTAP細胞はあるらしい。そんなムチャな。
ではとりあえず上司は誰なのか? 何故出してこない?
どうも理研は組織として機能していない可能性があるようだ・・・

2014/08/05 追記
笹井氏死亡。
いかにも日本式な幕切れ。
遺書はあるらしいが本人の言でない以上STAP細胞真偽は宙に浮く。
ここで幕が引けないと理研の信頼はマイナスだな。
なにもかも遅いが。

2014年3月8日土曜日

舟を編む のレビューサイト評価が微妙・・・

日本アカデミー賞のライブ映像らしき番組を見たのだけれど、
なんかお通夜会場みたいだった。
なにあれ? 諸手挙げて喜んだらダメなの?
喜ぶほど大した賞じゃないように見えてしまう。もっと盛り上げなきゃ!

「舟を編む」が大賞になっていたのでレビューサイトの評価を覗いてみた。
Yahoo映画映画.comぴあ映画生活MovieWalker、など。
Yahoo映画の評価が一番高いのかな。星4.2で。100点満点中84点。
微妙ー。
大作映画に下される評価としては低いんだけど、邦画では高い方で、、微妙ー。

以下、レビューを読んだ感想。
じわりと感動させる感じの映画でいわゆる「良い邦画」であるようだ。
オダギリジョーが良い演技をしているらしい。あの人テレビじゃなくて映画向きなのか?いやでも蟲師の評価酷かったし、ハマる役に恵まれないのかな。
じわり感動の反面どうもメリハリには欠ける模様。
緊張感のあるシーンが少ないのだろうか。
ありがちだが原作を読んでから見た方が面白い映画な気がする。
※上記は映画を見た感想ではありません。

個人的にはメリハリない映画はDVD買わないんだよねー。
まあ映画に非日常を求める&芸能人に興味がない私の個人的趣味による話だけど。


2014年3月4日火曜日

明るいニュースがない

オリンピック終わってから、なんかこう明るいニュースが出てこない。
次はサッカーW杯で盛り上がるのかと思っていたけど全然聞こえてこない。
6月開催では気が早すぎるか。

国内は政府が景気回復を必至に叫んでいるものの、給料アップはそれ自体がニュースで取り上げられるほど希少ケースであるようだ。
「ええ?いまどき給料上がらないの?」という雰囲気には当分なりそうにない。

海外ではあっちもこっちもクーデターだらけ。
どうもアメリカの新大統領当選から世界情勢が悪化の一途を辿っている感じ。
民主党って名前には呪いでもかかっているのかね。

そういえば韓国との関係改善は進んでいるようだ。すばらしい。
早く”正しい歴史認識”の元に国交できるようになるといいね。
アベノミクスは支持しないけど安倍政権の中韓対応は完璧すぎるわ。
心配なのは味方に背中を撃たれないかどうか、そして消費税増税に耐えられるのか。
まあ給料上がらずに税金だけ上がればどうなるかは結果は明白なんだけどね。


明るいニュースないなあ。