2014年2月24日月曜日

ソチ五輪閉幕


選手に敬意と感謝を。
すばらしい大会でした。

開催前、各ゴシップ紙はソチ五輪の準備不足を伝えていたのでどうなんだろうと不安半分でしたが、さすがロシア、大国だわ。
開会式も閉会式も見事な演出だった。あのロボットどういう構造なの?凄すぎ。

日本はメダル数8個。冬期で歴代2位。国外冬期では1位となるメダル数を獲得。
しかも入賞も合わせると28の入賞を獲得。
そしてひっそりと終わっていたアイスホッケーの女子が8位だったので入賞者数はなんと73にもなるのである! まあ女子アイスホッケーは8か国しか参加してないんだけどね・・・

次の冬期は韓国ですね。
こちらも既に準備不足が伝えられているけれど頑張って間に合うのでしょう。
ソチ閉幕式のピョンチャン五輪紹介はだいぶ小規模でしたが、まあロシアより目立ったりしないように配慮したのでしょう、たぶん。本番は4年後だしね。
ソプラノ歌手のアリランは上手かった。

2014年2月16日日曜日

ソチ五輪のメダル数が日本冬期歴代3位タイに

ソチ冬期五輪のメダル数が日本冬期史上、三位タイとなった!→追記:最終的に二位
メダル数で五輪を語るのはキライなのだが、
選手陣の活躍が予想以上だったのでちょっと表など作ってみた。

表 メダルを獲得した冬期五輪大会の日本メダル獲得総数順の一覧

メダル五個を獲得した大会は他にも二大会あるが、メダルの内訳をみるとソチ五輪が成績面では上回っているように見える(異論は認める)。
しかもソチ五輪はまだ終わっていない。
まだまだ楽しめそうである。


2014/02/21 追記
スキー女子ハーフパイプで小野塚選手が銅メダルを獲得しメダル総数は8となった。
冬期史上二位である。
10個は無理そうだが、今回はメダル多いなあ。
特にスノーボードやハーフパイプ等の新種目は新星揃い。
四年後も楽しみだ。

それにしてもマスコミの選手紹介の偏りっぷりは哀れなほどだった。
報道に力を入れた選手と成績を残した選手の乖離が激しい。
普段買った記事読むだけだから取材能力が全く無くなっているようだね。
さっさと給料減らして実務者を増やした方がいいんじゃないだろうか。

2014年2月13日木曜日

「名誉の三位」と「残念ながら四位」の報道に差がありすぎ。

スノーボード陣の成績がすごい。
これまでのオリンピックの結果からは考えられないむしろありえない。
しかもみんな若い。
彼らの後にも次の世代が迫っているのだろうか。わくわくするな。

ノルディック複合の二位もビックリした。
なんか今回は予想外が多いというか、かなり入賞者が多くてびっくりだ。
冬季オリンピックはもう少し弱いイメージだったけど意外とやるのね。

まあ冬季オリンピックで日本が弱いイメージはマスコミの刷り込みなんだけどね。
毎度マスコミが出してくる成績はメダル一覧ばかりだから。
JOCのHPを見てみればオリンピックの入賞の基準である八位以内の選手がきちんと確認できる。http://www.joc.or.jp/games/olympic/
選手検索で冬期入賞者を検索すると結果は174件に上る。
そこまでちゃんと見ればメダルの数とはまた違う冬期オリンピックが見えてくる。
メダルが一個だったと言われるトリノオリンピックでも四位が五競技あるのである。
マスコミはほんとに事象の一面しか放送しないので信用してはならない。

まあでも、ソチはメダルの数だけでも良い成績になりそうである。
全選手が全力で戦い笑顔で帰ってこれることを願う。

2014年2月9日日曜日

角野選手8位入賞おめでとう!

NHKの地デジ1CHのアナウンサーが酷かった。
スロープスタイル準決勝で最終滑走者が失敗したときに出たセリフが「角野選手決勝進出ー」。間違っちゃいないが違うだろ。
それ以外にも他国選手の失敗を望んでいるような印象を与える発言が多々あった。
アナウンサーというより人間としてどうかと思う。
相手に敬意を払うのはフェアプレーの重要な要素であり外せない。
それを理解できない人物がスポーツの実況をするのはいかがなものだろうか。

NHKは21時のニュースでもそうなのだが「ニュースを伝えている」のと「独り言を呟いている」のを取り違えているアナウンサーが見受けられる。
公正な観点からの問題提起ならいいのだが、アナウンサーの私的な感想やら警察発表や組織発表を鵜呑みにした情報垂れ流しを許す現状はなんとかならないのか。
ニュース自体もワイドショーかドキュメンタリーと勘違いした内容が多く、一つのニュースに10分以上かけることが常態化している。
恐らく記事を吟味する時間がないのか、その能力が欠如しているかのどちらかだろうけれど、「できないならそれなりの努力」の跡が見られないのが問題だ。
むしろ視聴率が下がるにつれ悪化している。なんのスパイラルだ。
少なくともアナウンサーのいい加減な私的コメントは控えるべきだろう。
放送法違反の可能性すらある。
民放もやっているが、民放がやっているからNHKもやっていいことにはならない。
言語道断である。
視聴者に媚びるな、正道を歩め。

冒頭から盛大に話を斜めにズらしたが、今日は角野選手の8位入賞に驚愕した。
角野選手ゴメン。スノーボードでここまでやれる選手がいるとは夢にも思わなかった。
正直感動した。ナイスプレイ!
スロープスタイルは新種目ではあるが、今回の記録は日本のスノーボード界に輝く記録になるのではないだろうか。それぐらい凄かった。
しかしやはり世界のスノーボード界は X Games だなぁ。
厳しい・・・

※X Gamesとは:アメリカの民放がスポンサーのスポーツ大会である。賞金が出ることもあり北米と欧州の有力選手はここで通常のスポーツの域を超えた絶技を披露する。特に冬のスポーツではW杯そっちのけで有力選手が参加するのでW杯には世界上位ランカーが出場していないことが常態化している。
ところがこれが日本でほぼ放送されていないため、W杯上位入賞者続出に浮かれた国民が冬季オリンピックの結果で落胆する光景が4年ごとに見られる。
井の中の蛙がなんとかと言うやつである。
なんでこうなった。

2014年2月6日木曜日

橋本氏が叩かれているが、他にどの選択肢があるのか。

橋本氏の辞任・再出馬にはかなり批判的な意見が多いようだ。
しかし彼の立場を考えたとき他にどのような選択肢があるというのだろうか。

公約が守れないとき「ゴメンできなかった」で済ませてよいのだろうか?
それで済ます議員は多いが、人道に悖る行為であると言わざるをえない。
簡単に言うと約束守れないなら人の上に立ってはならないということ。

では纏まりつつあった議論を引っくり返されるような議会でまだ議論を続けるべき?
むろん民主主義であるなら議論で結論が導き出されるのが正しい道だろう。
だがそれがまとまらないときがある。
そのときは決定権を行使するための首長がいる。
これも正しい民主主義に則った制度であり何の問題もない。
つまり議論がまとまらない現状で、橋本氏には以下の選択肢があった。
 ・強制的に都構想を推し進めて長期間議会を混乱に陥れた後に解散する。
 ・即座に民意を問う。
 ・纏まらないと分かっている議論を延々続けた後に任期を終える。
 ・公約を諦める。
彼の選択は至極まともで正しいと思う。

正直な話、都構想を本気でやるなら彼以外に進められる人はいない。
それが正しいと誰も断言できないからだ。となると賛成より反対の方が簡単なのだ。
つまり政治家としてはリスクしかない。
真面目に都構想を考えているのは維新の会にもいないのではないだろうか。

橋本氏の都構想に反対する議員および政策団体は対立候補を出すべきだと思う。
勝てないと分かっているなら民意に沿った議会運営をすべきだ。
それが議会だ。
選挙では橋本氏に勝てないが公約は守らせない、では筋が通らない
都構想は慎重にやるべきだという場合でも対立候補を立てるべきだ。それが筋だ。
民主主義なんでしょ? この国。