2014年9月17日水曜日

増税論議に中立はありえない

増税に対するスタンスには次の3つが存在する。
 ①増税賛成
 ②増税反対
 ③賛成派だが経済や支持状況等が悪いので表だって賛成できない
反対派だが賛成派に回りかけているパターンは、これは①or③と同様なので省く。
関心がないという反国派はここでは考慮しない。

上記が正しければ中立に見えるのは③のパターンしか存在しない
そしてこれは中立派ではない明らかに賛成派である
そして増税が状況を悪化させることを認識しているが考えを変えられない、いわゆるドツボに嵌っているパターンである。

増税賛成派の今後の行動は明白である。
景気が良いから増税という前提が崩れる今、景気が悪くなるから増税するという意味不明な方向に議論を持っていくはずである。
つまり「増税しないと後が怖いよ、もっと悪くなるよ」という脅迫を行い始める。
もちろん「無駄を省く」という選択肢は示されない(提案はされるが選べない)。
増税派の目的は使う金を増やすことであって支出を減らすことではないからである。
そして彼らの使うお金に無駄などないのである。

この問題の根本はお金の有無ではなくその使い方にあるので「増税をしないともっと悪くなる」は残念ながら本当である
しかしこれは「増税をするとよくなる」ということではないので注意が必要だ。
増税をしようがしまいが状況は変わらないのも本当である。
繰り返すが問題の本質は税率ではないからである。


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