2014年9月20日土曜日

仮想沖縄攻略戦

スコットランドの独立は案の定否決された。
どう見ても全くの準備不足である。
お祭り騒ぎだけで独立できると思ったならどうかしている。
事はイギリスと戦争状態に入るのと同義なのに、独立賛成派と日本のマスコミは平和裏に独立できる前提で話を進めていて驚愕した
しかも毎日新聞の記事によるとスコットランドが独立していたら沖縄の独立論も強まるという観測があった、ときたものだ。
独立ってメリット全然ないのよ?分かっとんのかね。

どうせ夢物語の独立話だが、独立に何が必要かというのは面白い話だ。
ここで「沖縄が突然独立を成功させたら」という前提で仮想中国がどう行動するかを夢見てみた。

●まず沖縄が唐突に独立を宣言する。
●日本及び各国との行き来は当然パスポートが必要となるため、空路海路全ての交通手段において完全孤立状態になる。
●まず日本政府との交渉になるが出入国や税関、検疫等で尋常ならざる量の問題が
 あることに今更驚く。
●アメリカは軍の撤退もしくは逗留&莫大な施設維持費の交渉に入るが当然払えないので交渉は暗礁に乗り上げる。
【このあたり沖縄が完全に無防備になる時点までは仮想中国は傍観する】
●沖縄は中国と交渉して治安維持を要求する。
●中国は尖閣諸島が自国領土であるという前々からの主張を世界に向けて発信したのち進軍。尖閣諸島を接収する。
 これを防備する軍隊は存在しないので楽勝。
 自衛隊はもちろん、アメリカ軍も他国の領土で軍事行動などできない。
 (最悪沖縄が五月蠅すぎる場合は沖縄もまとめて接収する。)
●沖縄から中国へ抗議&交渉依頼がくるので尖閣諸島が中国の領土であるという当たり前の説明を何度でも繰り返してあげる。
 そして中国による沖縄防備を提案する。当然莫大な防衛維持費も要求する。
 なお防衛維持費が払えない場合は中国に組み込まれるべきであることを主張する。●中国は沖縄に大量の自国民を送り出す
 名目は産業振興援助である。もちろん目的は併合のためである。
 移民を拒否された場合は沖縄をヘイト国認定して経済制裁を行う。つまり拒否はそのまま沖縄国滅亡を意味する。
●ある程度移民が増えたら選挙権を要求する。
 拒否されても認められるまで移民を増やし続ける。物量で中国に勝てはしない。
●初の中国人沖縄国総理が誕生して併合完了。

軍隊のいない国を占領することはたやすい。
経済的にも軍事的にも沖縄国などアオミドロほどの力もない超弱小国である。
どうやれば占領に失敗するのか聞きたいくらいだ。

上記より、沖縄が独立するためには次のものが必要だ。
1.経済協力
 周辺国および世界中の国々と予め経済政策を維持発展させていく約束をとる必要がある。もちろん見返りを求められるだろうが沖縄にそれが払えるだろうか。
特に日本とはパスポートなしで行き来できるよう交渉が不可欠だ。しかし密航や密輸、犯罪者の扱いなど国境を行き来するだけでも問題は山のようにあり、自由な経済活動を行うための交渉には何年もかかることが容易に想像できる。それまで沖縄国は存在し続けることができるだろうか。
2.経済路確保
 国際空港の建設が急務だ。同時に港の再整備と航路の確保が必要である。
 が、当然全てに大金が必要だ。沖縄はそれに耐えられるのか。
 エネルギー政策まで考えると絶望的である。
3.軍事力
 侵略に対する何らかの防御策が必要だ。自衛隊は地理上役に立たない上に独立した意味がなくなるので当てに出来ない。東南アジア諸国に援助を求めても受け入れられる可能性はゼロより低い。むしろ攻めてくる可能性も考えねばならない。
 とするとアメリカしかないわけだが求められる見返りを沖縄は払えるだろうか。

結局最後は金目の話。
個人的な感想としては沖縄国は中国かアメリカの属国になるしか生きる道はないと思う。
しかしアメリカに戻るなら日本に返還されなきゃよかったよね。
中国の属国になりたいならWin-Winなのかもしれんけど、気もしれん。


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