多核種除去設備(Alps)の運転失敗ばかりが報道される福島第一原発。
と言うか報道自体が減っていて状況がよく分からない。
そんな人に状況開示ページを紹介。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html
上記資料によると燃料棒取り出しのための外部工事だけはなんとか進んでいる模様。
しかし内部状況はメルトダウンの1号機はもちろん2号機においても確認は進んでいない様子。
汚染水に至ってはご存じの通り。
致命的な箇所が全然進んでいない感じ。
Alpsについての資料は見つけられなかった。
これまでの原子力開発の進め方から推測すると今後の流れは以下だろう。
・汚染水はギリギリまで貯め込んでから、
頑張ったからもうゴールしてもいいよね♪的な感じでお茶を濁しつつ海に流す。
もちろん責任は誰もとらない。
・外部工事完了後、機械すら破壊する放射線の中を下請けの人柱が神風特攻。
いい話的な流れを維持しつつ内部が分かんないとの理由で国からさらに税金を搾り取る。
そもそもメルトダウンが事実なら燃料棒の確認は至難の業だ。
あと人柱は人柱ゆえに人柱となってもしかしたら英雄になる。
すでに癌を発症して労災申請した作業員が4人いるそうなので実際の所は内部作業に入れる日はいつになるやら見当も付かない。
予定ではオリンピック前には燃料棒取り出し完了だけど。
☆明るい未来想像図☆は以下の通りだ。
・Alpsが正常に稼働。
飲んでも大丈夫なほど綺麗になった水を何の問題もなく海に返す。
・実はメルトダウンなど起こっていなかった。
意外と大丈夫だった内部調査はすぐに完了し、安全に燃料棒を取り出し完了。
そして廃炉へ…
…書いていながらどこのSF小説だと突っ込みたいぐらい現実感のない希望的観測(笑)
まさか東電が今後の作業をうまくこなせるとは思えない。
いかがだろうか。
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