2013年4月4日木曜日

おもしろくないドラマの作り方

なんかTVドラマが全然面白くない。
2時間ドラマも不作だらけ。
展開遅いし佳境もないしキャラ設定グダグダだし俳優の滑舌悪いし。
面白いドラマが見たいのです…






それはともかくとして、面白い/面白くないと思ったドラマの特徴をまとめてみた。
もちろん個人的な感想です。


●おもしろくないドラマ
・脚本作製
 面白い原作を見つけてきてドラマの話数で割って脚本を作る。
 内容は「次回はもっと面白いよ」を繰り返すようにする。
・キャスト選定
 売れているor売り出したい人物を役柄と性別で振り分ける。
 原作との差異はオリジナリティとして売りにする。
・撮影
 雰囲気よりも俳優陣の顔アップの方を重要視する。
 ストーリーよりも出演者のキャラクター性で勝負。

利点
 安く済むし面倒がない。
 制作センスが必要ない。
 俳優のプロモーションの手間が省けて一石二鳥。
欠点
 責任の所在が曖昧なので視聴率が取れなかった場合に何が問題であったのかが分からない。
 なので反省なく同じようなドラマが再生産される。


●おもしろいドラマ
・脚本作製
 ドラマ用の脚本を作製する。
 原作がある場合でもドラマ用に話の追加・修正を行う。
 内容は、各話ごとに起承転結や盛り上がりがあるようにする。
・キャスト選定
 役柄にできるだけ一致している俳優をキャスティングする。
 原作と相違あるのは脚本的にその方がドラマ向けであると判断された場合のみ。
・撮影
 俳優の立ち位置や場の状況を魅せるカメラワークを怠らない。
 顔アップは会話を印象付けたいときのみに限って使用可。

利点
 視聴者の感想から、問題点が話、俳優、監督のどこにあるのかが比較的明確にできる。
 そのため成功失敗のノウハウを次のドラマに活用できる。
 ただし失敗した担当者は非難を集中的に浴びやすい。
欠点
 制作陣にドラマ制作センスが要求される。


追記内容募集中。

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