2013年6月10日月曜日

ほこ×たてのハッカーvsセキュリティが酷かった。

結構好きな番組だがこの企画は酷かった。
普通に見ていればハッカーの圧勝。
PCは遠隔操作し放題だったけど指定のファイルが時間内に見つからなかったという内容になっていたのでセキュリティ側がお話になっていない。
これではセキュリティ会社の信用はガタ落ちだろう。
取引先への説明大変だろうなぁ…

んで結局どうなのかというと詳細はまだ不明だけど、セキュリティ会社さんのTwitterで少しずつ解説されているところ、どうもセキュリティソフト自体は突破されていない様子。
侵入中とされている放送画面を見たけれど「PCには接続できているけどファイルへのアクセスが全て弾かれている」。
これと上記のTwitterの内容からするとOSの脆弱性を突かれただけでセキュリティは作動しているとしか理解できない。
しかも最初の画像はスタッフがパスワード洩らしたような感じの話が該当Twitterで流れている。
どうにも番組の説明が意図的にハッカー有利になっていたようである。

そもそもネットへの回線はルールもなく開かれているわけではなく厳密な規格に基づいた通信が行われているのである。ゆえにまともなパッチを当てたOSとセキュリティソフトがあれば侵入される恐れはほぼ無い。
ところが今回はそのパッチがないOSだったらしいし「侵入=即敗北」となるセキュリティ話なのに3本勝負とか意味不明である。

個人的には時間かければハッキングが成功するような気はした。
でもそのときはハッキングされている側も検知できるので警察に通報となる。ゆえにハッカーの勝ちとは必ずしもならず時間をかけすぎるとアウトである。
それも含め考えると今回の企画はセキュリティソフトの勝ちだと思う。

なんにしても制作側の意図的な視聴者馬鹿視制作のために糞企画となったのは間違いない。
誰も幸せにならない企画だったなあ。ほこ×たて らしくない。
残念だった。


2013/06/11 追記
ネットエージェント社のHPに解説が載せられた。
なんか全然「どんなプログラムにも侵入できるハッカーVS絶対に侵入させないセキュリティプログラム」とは違っていたようだ。
侵入できるのが前提の台本だった様子。これだからテレビは…
よく考えると「プログラムに侵入」も意味不明な言葉だよなあ。

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