2014年12月26日金曜日

水素エネルギーの説明 = 原子力の説明

エコだよ!
安全だよ!
経済的だよ!

うさんくさい。
まあ水素に関しては経済的だとは言っていないようだが、経済的でないなら普及するとは思えないのでそのうち言い出すだろう。

まずウソなのが「エコ」である。
原子力は燃料の生成及び廃棄に驚くほどの環境破壊を引き起こす。
水素に関してはその生成方法についてマスコミが調べている様子がない。
たしか水から電気分解して作ると採算が合わないので化石燃料から作るはずであるが、どちらから作るにしても大量のCO2が発生する。
また水素は常温では気体であり体積が大きすぎるので、運搬・保存時には液体にする必要がある。これには冷却が必要だ。
冷却時に必要な温度は-253℃である。これを作り出すのにCO2が多量に生成される。
無論技術者達はこんなこと百も承知であり、新技術が次々と発案されている。
が、まだ発案・研究だけであり実現可能性どころか実証すら先の話。
現状では水素発電をエコと呼ぶのは時期尚早だと思うがどうか。

個人的に気になるのは「安全」である。
正直全く知識がないのだが「水素が絶対に爆発しない技術」ってのはありうるのか?
車は普通は道を走るものだが、堀に飛び込んだり水に飛び込んだり橋等から空を飛んでみたり火に巻かれてみたりと、残念ながら様々な環境に置かれるのが車だ。
その全てで安全を確保できるのだろうか。
爆発実験とか・・・してるのかな・・?
それはそれですごいな。


恐らく未完成のこの技術が実現されそうなのはエネルギー戦争の一環なのだろう。
海外からの石油&ガスに頼り切りの現時点では日本は独り立ちできない。
原子力も燃料は外国頼りである。最悪廃棄場所も外国頼りになるかもしれない。
そうすると別の日本独自のエネルギーが必要だ。
メタンハイドレートも平行しているのだろうけどあっちは遅い。遅すぎ。
しかし何らかの技術が確立できれば独り立ちも夢ではないし、石油&ガスの値切りが可能になるのだろう。
第二次世界大戦は石油を巡る戦争であったという一面を挙げる人もいる。
これは新しい戦争である。
この新しいエネルギー戦争に日本は勝たねばならないだろう。

けど最近石油の値段下がってるよねー。
シェールガス対応というマスコミ見解だけど、もしかして水素発電への攻撃?
だとすると将来性のある技術ということになるよね。
まさか・・いや本当に・・かな?

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