2015年7月30日木曜日

沖縄さん、これでは国には勝てないと思うよ・・・

沖縄県が辺野古移設の法律的瑕疵の検証結果報告書を公開したので読んでみた。
・・・
え? これで法律的瑕疵の証明?

おおざっぱには、
・沖縄に基地がある意味が分かんない。抑止力ってなに?
・沖縄は基地いらない。みんなそう言ってる
・環境悪くならないっていうけどそんなわけないじゃん
という内容で130ページ以上にわたる感想文が展開されていた。
法律的瑕疵・・?

いや、あのね、これ法律の話なんで、気に入る入らないじゃなくて、
この部分が○○法の△△に違反しているじゃないか!
とか、

記載漏れがある!事実と反している!これは無効だ!
とか指をビシッと突きつけて宣言できるような内容がないと国と戦うのは厳しい。
で、事実と反しているってのは"僕こう思う"じゃなくて”万人がこう考える”って事実が必要なのであって、地元民が反対しているから基地いらないから政府は基地なしで沖縄県民を守る義務があってただし抑止力はダメ、ってのは裁判所では通らないんじゃないかなと思うわけ。
それは国際的基準から見ると異端どころの話じゃない。話にならない。

おおよそ書いてあることが昔のダム工事反対派と言っていることが同じ。
それが良いか悪いかじゃなくて、勝てないの、これでは。
何ヶ月もかけてなにしてたの。
って言うより、これしかできなかったのか。
うーん・・もうちょっと期待してたんだけどなー


2015/08/05 追記
工事が一ヶ月中断されるらしい。
どちらに有利? っていうか上記した通り沖縄に有利な点は何一つ無い。
しかも知事が法律的瑕疵あったぜー!って言っているのにマスコミはそれがどういうものかを全く説明してあげない。
これも上記した通り説明するものがないから。
むしろ報告書の内容を公開されると沖縄県の立場はなくなる。
マスゴミとしては面白くないわけである。
この国のガンは、真実を報道しない彼らマスゴミである。
知事はこれを利用しているつもりのようだが、彼らは印象操作で対立を煽ってネタを作っているだけであり沖縄県の味方では絶対にない。
沖縄県側に策がないことが、ある程度一般市民にも浸透したとき彼らマスゴミは一斉に手のひらを返すだろう。
これは憶測ではなく数限りなく繰り返されてきた歴史である。
このままでは県知事は政治生命どころか罪人扱いされる立場となる可能性が高い。

今のような感情論ではなく、論理的な反対理由とその説明が必要だ。
分かっておられるのだろうか・・・

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