2013年5月2日木曜日

民主党に求められているのは反省ではない

民主党、なんかまた反省会やるらしい。
未だに反省すんでなかったんかいな。
国会開始前に終えておくのが筋でしょうに…

「反省」とはかつての行動や発言を省みてそれを評価する、または改めることである。
ところが支持率からして民主党の客観的な「評価は既に下されている」。
また実行された公約がないため「改めるものがない」のも明らかである。
つまり反省できるほどなにもしていないし出来てもいない…
ではどうすればいいのか?
むろん新規のマニュフェスト作成である。
それが現実に即しており国民の希望と一致していれば、おのずと支持は回復するはずである。

ところがそうはならないのが民主党。

実行力のなさは党員が認識しているので真面目に公約を作ると自民党に遠く及ばない。
そもそも党内がバラバラであるため意見がまとまらない。 
ゆえに再び自民党っぽい内容に夢や希望をゴテゴテに塗りたくった公約を出すことになる。
そして「反省していない」と国民に判断される。
と言うか既に判断されている…

まず党内の意見を一致させること。
意見の一致しない者は党員として認めないこと。
それでも党内の意見が一致しないなら党の存在意義を問い直すこと。
その議論経過を国民に公表すること。
…当たり前のことばっかりなんだけどなぁ。
なお上記は「1からの反省」では得られない。
民主党に必要なのは「0からの再出発」である。
さあ奇跡は起こるのだろうか。
考えると、民主党の存在自体が奇跡だったのだろうけど。

ちなみに自民党も敗戦の反省は全くできていないので五十歩百歩ではある。
密室談義も談合もバラマキも暗に認められそうな世相になってる気配が怖い。マスコミは問う能力自体を無くしてるし…
数年後には国の借金どうするんだ~とかまたテレビで繰り返すのだろう。
しかし反省しない政治家もアレだがそれを選ぶ国民も大概だよなー。

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