2013年12月21日土曜日

ファッション雑誌の凋落が止まらないようだ

ファッション雑誌の不振は前々から聞いていたが誌面を見てるとだいぶ酷いようだ。
次の流行は昭和ファッションらしい。
もう情報発信という能力を全く失っているようだ。
もう誌面でブームを作り出すのは無理なのだろう。

ファッション雑誌は流行を伝えるものではない
流行が始まってから伝えているのでは遅すぎる。
すでに流行しているのが分かっている情報を誰が買うというのか。

ファッション雑誌は次に流行するものを作り上げて流布するのが仕事だ。
捏造とも言う。
ところが最近はネット等の情報源によって誰でも好きなファッション情報を自由に得られる。
それによって無くなるのは雑誌、ではない、流行である。
誰かが着ているから着なければならないという無駄な価値観が消失しようとしている。
なぜなら無駄だから。
着たいもの着ればいいだけの話。むしろ皆が皆同じもの着ているほうがオカシイ

では雑誌に求められるものは何か?
普通に考えるとこれからの時代に雑誌に要求されるのは、誰が見ても本当にカッコイイと思えるファッションの紹介とその情報へのアクセス方法の提供だろう。
だがこれはとある情報媒体と被る。
ネットである。
情報の即時発信・修正が容易なネットに雑誌が勝利するのはかなり難しいと思われる。
ではどうすればいいのか。

生き残る道はニッチ化である。
・特定のマイナーなファッションに偏った雑誌で生き残りを図る。
・アイドルを多用した写真集化で生き残りを図る。
・おまけを付けまくってコレクター癖をくすぐることで生き残りを図る。
 ・フリーペーパー化
 他にも上げられるが、まあ要するに今のままでは生き残れないと言う話。
時代だよねー。

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