2015年5月29日金曜日

やはり予測できなかった噴火

やっぱ予測無理だねぇ。
口永良部島という島で噴火があったらしいけど、警戒レベル3から一気に5に引き上げられた様子。
レベル3は入山規制。
レベル4は避難準備。
レベル5は避難警告。 
上記の「準備情報」が完全にすっぽ抜けた。
これはレベル3であるほど危険であったから分からなかった、のではない。
これはレベル3であるほど危険であったのに分からなかった、のである。
レベルが下がるほど警戒態勢も緩くなる。
だからレベル1の御嶽山も予測できなかった。
レベル1もレベル3も予測できなかった。
よってレベル2も予測できない。
箱根山の話である。

箱根は知事まで出てきて事態の矮小化に必死なようだが、不測の事態が起こった場合に責任を取るつもりはあるのだろうか。
見ていると責任は国に押し付ける気満々にしか見えないのだが。
レベル2は火口のみの注意情報だが噴火しないということではない
自治体の長が率先して事実を誤認しかねない情報を流してどうするのだ。
かえって不安を煽っている。

一応付け加えておくと、絶対に近寄るなと言う話ではない。
過度な心配も心配の過小化もしてはならない、というただそれだけの話なのだ。
しかし特に過小評価が危険だ。
警戒心を削ぐことは生命の危機に直結する
政治家は絶対にこれをしてはならないはずだ。



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