2012年8月14日火曜日

日本国民は米を食べなくなったのか

みんなお米食べてるじゃん、と言う話。
さて本当に米の消費量が下がっているのかと言うと、下がってます。
米だけじゃなくて、芋、豆、野菜、果物、魚介、醤油、みそなどあらゆる品目で下がってます。
心持ち健闘しているのが肉ですが、牛肉は下がり、豚と鶏がなんとか上がっている状況です。
さてここまでで消費と関連があるのは何か分かる人もいるでしょう。
そう価格です。
デフレってます。
ところが米の値段は下がらないどころかむしろ上がってます。
なぜか。
・他の品目と違い、770%超という関税率で輸入米を拒否しているから
・米の価格維持のため続けてきた減反政策の影響で米の生産量が落ちているから
まあ国内産業を守るのは国の責務です。
しかし食糧自給率が低い低いと言いながら米を作らない政策を続けてた結果が今なわけです。
作らない政策と言うより利権に比重がかかりすぎて「調整に失敗」しただけですけど。
あと食糧自給率が低いと言い続けているのも価格を落とさせないためのブラフとの説もあります。

なら国は何をすべきなのか。
って米作ればいいじゃん、という簡単な話ですが、大規模に作られると困る人がいるわけです。
いい仕事をされて米の値段が下がってしまうと下手な仕事の人が困るというわけです。
まあいわゆる農業利権ですね。
いやぁ難しい話です(笑)。
結論から言うと、安ければ消費は増えます。それだけの簡単な話。

ps. 実は日本って人口が減り続けてるから消費量は下がるのが当たり前なんですよ。

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