2013年9月7日土曜日

新名称「母さん助けて詐欺」とはなんだったのだろう

振り込め詐欺の被害が再び増加しているらしい。
景気が悪いからこういう犯罪が増えるのか、景気がいいから増えるのか、どちらなのだろう。
ちなみに「振り込め詐欺」は5月より「母さん助けて詐欺」を新名称としている。

ところで警視庁のトップページにはいくつかの見出しが左側に設定されている。
 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.htm
その中にある「振り込め詐欺」。
クリックして進むと「母さん助けて詐欺にご注意」とある。
順序が逆である。
しかし正式名称が後に来る不自然さが全くない不思議。

選定から4ヶ月経ち、全く定着を見せない「母さん助けて詐欺」。
増え続ける特殊詐欺の実態に全く対応していない名称である。
融資話などによる被害も増えているそうなので「振り込め詐欺」の方が分かりやすい。
ちなみに公募の案で最多だったのは「なりすまし詐欺」であったそうだ。
なぜこれにしなかったのだろうか?
警察のネーミングセンスが悪いから公募したのではなかったのだろうか。
しかも選定者が誰なんだがサッパリ分からない。
警察のやることは何もかも密室作業である。
こういうことを繰り返すとイメージダウンになると考えるのが普通なのだが、警察組織だけは違うのだろうか。
不思議な国だ。

しかしなかなか身内のなりすましに気付かない件が多いようだ。
よほど上手いこと話をするのだろう。
利用者側で防げないとなると機器側で防ぐ仕組みを考えてもよさげなものだ。
電話に声紋認証機能とか付けられないのだろうか。
電話中にメニューから電話帳の該当人物を選んで、登録された声との声紋判定をする機能とか…あっても老人には使いこなせないか…。
知らない番号からかかってきても声紋で電話帳登録者から人物特定する機能とかムリか?
ムリかなぁ?

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