2013年9月22日日曜日

知らなかったでは済まない設備不良

JR北海道のレール幅異常は1年以上放置されていたらしい。
放置理由は「分からない」らしい。
つまり管理できてるかどうか「分からない」ということだ。
当然他に同様の事例があるかどうかも「分からない」はずである。
どれほどヤバイ宣言か分かって言っているのだろうか?
無能の宣言である。
不思議なのはなぜわざわざ馬鹿を公言するのかである。
原因がすぐに分からないなら一旦「調査中です」とか言っておけばいい。
分かっているなら責任部署を挙げといて処分は検討中とか言っておけばいい。
玉虫色の答弁というやつである。
だがどちらもなく突然の無能宣言。
とすると、問題が上層部の責任であることが明白なのかもしれない。
まあ答弁者もしくは経営陣が馬鹿でなだけかもしれないが。

なんにしても、インフラ系なのに設備に不良があるのはIT系なのにパソコンを知らないレベルなので擁護しようがない。
無論 過剰な設備投資は阿呆の所行だが仕事道具がボロボロなのはそれ以前の問題である。
まあ経営陣が馬鹿でないことが条件だが。
経営陣が馬鹿でないなら設備不良の原因は金をケチったことだろう。
このレール問題では設備整備だけでなく報告体制整備の金までケチっているようだ。
ぶっちゃけ刑事罰に問われても驚かない内容である。
なにせ設備投資とか下っ端がどうこうできる話ではないので問題が発生した時点で経営陣の進退問題が問われる話であるはずなのだけど。資本主義なら。
マスコミの追求が妙に緩くてキモイし、どうなってんだこの国。

このような案件でトカゲの尻尾切り続けられると問題がいつまで経ってもなくならない。
責任のとれる責任者ってのはいないのかね。
もしかして責任者ってのは責任を押し付ける者の略なのか? 終わってるなあ。


2013/09/25 追記
国土交通省は本案件を重大な違反とみて会社の管理体制そのものを調査する方針の模様。
国はまともだった。
よかった。

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