2012年9月3日月曜日

SPACE BATTLESHIP ヤマトという映画を見た

言わずと知れたアニメ宇宙戦艦ヤマトの実写版です。
劇場公開はもう二年も前ですけど、なんとなく借りて見たので。
私の評価は………まあこういう○級映画はとても好きです。
文句付けるのは面白くないので前向きによい点でも書きましょうか。

出演者が豪華でしたね。演技はともかく配役はよかったと思います。
CGが綺麗でしたね。スターウォーズのようでした。
どことなく感動的な展開でしたね。アルマゲドンっぽかったです。

ぶっちゃけ突っ込みどころ満載の映画ですが多分わざとでしょう。
緊迫感がないのは日本映画の特徴ですし、それは突っ込みどころではないでしょう。
私個人の評価としては、日本のSF映画としてはトップレベルであると感じました。
まあ対抗馬がめっちゃ少ない市場なんですけど。
ああ、特撮担当が円谷プロだったら最高の映画だったろうなぁ。

それはともかく、特に戦艦ヤマトが格好よかったです。
機動力、攻撃力共にすばらしい。ああいうのワクワクします♪
しかしなんと言ってもその高い防御力。
船体が攻撃されると火花が飛び散る謎構造のブリッジはありますが、いくら被弾しても航行能力を失わない。
しかもまっすぐ進むだけなら一人でもOKという科学力。
惜しむらくは弱点であるメインブリッジがむき出しである点と船底の防空能力が0である点ですかね。
海の上ならそれでも問題ないんですけどねー。船底の防空能力とか意味不明ですし。
まあ敵勢力はそこを狙ってこないので問題ないんですけどねー。

マジな意見としては敵にもっと人間味を与えてほしかった。
戦いの虚しさを伝えるなら正義と正義の戦いであった方が説得力がある。
正義と悪の戦いでは、どうしても味方の死が賛美されてしまう。
それではメッセージが戦いの虚しさではなく人生の虚しさの方向に転んでしまうのだ。
そこだけは本心でもったいないことをした映画だと思った。

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