2012年9月12日水曜日

福島県の子供がん発症にどう反応すべきか

福島県でおこなわれている子供の甲状腺検査にて、がん発症が確認された。
一般市民としてはどう反応するのが正しいか。

分からないのは次の点だ。
通常、本検査でがんが見つかる子供の数はどのくらいなのか。
検査人数36万人のうち一人見つかったというのは自然な数なのか。
前に行われた甲状腺検査で異常が見つかった子供がいたが、今回の子も含まれるのか。
異常は突然見つかったのか、前々から兆候はあったのか。
見つかった子供の周辺での検査結果はどうなのか。

あれほど民主党が風評被害を広げる方法を示してくれたのに、
いまだに風評がなぜ広がるのかサッパリ分かってない大人が沢山いるようだ。
学習能力がないのだろうか。
風評とは噂のことだ。
情報が曖昧であればあるほど、情報が分かりやすいほど拡散しやすい。
会話する人々の想像で話が膨らみやすいので話のネタとして面白いからである。
都市伝説が良い例だ。
想像の入り込む余地があると話にどんどん尾ひれがついて拡散していく。
また不幸ネタは広がりやすい。
例としては不幸の手紙のようなものだ。
不幸ネタの拡散の場合、意外と送信者に悪意がないのが困りどころだ。

今回のネタは根拠不明で分かりやすく同情しやすいネタなので拡散性はとても高いだろう。
だがまずは落ち着いて情報を整理すべきだ。
その整理すべき情報が全然出てこないんだけどね。

なにゆえ科学的に問題ないことを示さないのか。
示せないのか?

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