2012年9月5日水曜日

民主党は党名の頭に中華人民を付け忘れたらしい

尖閣諸島の都購入に対する民主党の妨害工作が佳境のようだ。
NHKと結託しての短期決戦だったが、民主党の勝利に終わるらしい。
好意的に解釈すると、都に売ってもどうせまた国が買うのだからとでも説得したのだろう。
報道されてきた地権者の意向から推測すると、まともな説得が行われたとは思えない。

民主党の言い分は「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理のため」だそうだ。
ようは「臭い物には蓋しとけ」ってことだろう。
都は尖閣諸島が日本の領土であることを確認するために行動した。
そして民主党はそれを妨害した。
それは領土権を確定させたくなかったと宣言したのと同意だろう。(領土権は確定済みだが)
せめて島自体に人工物を取り付けなければ、これまで通りにナアナアの関係が続くとの見通しではないか。
事勿れ主義もここまでくると立派かもしれない。

しかし民主党は何十回とした失敗をまた繰り返している。
「国民への説明」を全くしないままに二十億円の税金を乱用した。
都が買えばもっと安かったのに。
十四億以上集まった寄付金という民意も無視して。
大体、購入準備として都は視察を行っているのに、民主党はそれらの手続きを全く行わずに突然二十億円という金額を提示した。
この金額の「根拠」はなにか。
言うまでもない。都の購入金額より多いというだけだろう。

やることなすことなんの説明もない。
民意もない。
議論もない。
意思決定プロセスが見えない。
民主党議員の意思がそもそもないようだが。
この国の主権ってどこにあるんでしたっけと問いたくなる今日この頃。

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