2013年7月11日木曜日

砂上の楼閣、福島第一原発が崩れだしたようで。

砂上の楼閣、福島第一原発が崩れだしたようだ。

マスコミなどでは、
・水素爆発にも耐え抜き、冷温停止状態を維持している
ように報道されることもあるが、つまるところ
・事故に耐えきれず水素爆発を引き起こし、冷やし続けて温度維持だけはできているだけ
・温度が上がり始めたら温度計の故障とする。
・中は見えないけど穴は空いていないとする。
無理矢理すぎ。

そもそも現在の冷却システムが「原子炉から水が漏れない」を前提としている。
プールじゃあるまいし無理難題である。
どんな倉庫でもドアを溶接しても水は溜めきれない。コンクリートも水は通すからだ。
はなっからどだい無理な話なのである。

放射能遮断スーツか、人より自在に動けるロボットが開発されないと収束は不可能だろう。
それか100万年待つか。

結局のところは待つことになるのだろう。
待ってても東電はなにも損せずに給料入るし。
罰ゲーム食らうのは東京都民だけだからねー
なんとも理不尽な話である、が、事実だ。


2013/07/18 追記
なんか原発から白い煙が出ていると東電発表。
東電の予想としては湯気らしい。
「雨水が原子炉の熱で温められて湯気になっているのでは…」
あれ?福島原発って『冷温停止』状態ですよね?
かかった雨水が蒸発するの?
大丈夫?

2013/07/22 追記
いまさら漏水を認めたらしい。
またえらく言い訳考えるのに時間かかったんだなあ、と思ったら言い訳すらない模様。
もう余裕がないらしい。
しかしホント東電はあの時破綻させとくべきだった。今からじゃ遅いのかな?

2013/07/31 追記
原子力規制委が汚染が広がっていて深刻な状況であると発表したとのこと。
規制委が悪いわけではないのだが、何を今更判りきったことを言っているのか。
それにしても驚くほど誰も責任とらないな。
これは確固とした責任者がいないことを示しており、事故がこれからも拡大することを示唆している。そっちの方が深刻である。

2013/08/03 追記
規制委が検討会を開いたが有意義な話にはならなかったらしい。
そりゃそうだ。
事故らないを前提につくってあるから事故ったときの対策があるはずもない。
それにしても汚染水の話しかニュースにならないな。
汚染水の処理はスタート地点の話であってその向こうには、崩れた炉、雨を蒸発させる配管、穴の空いた圧力容器、溶けた燃料棒、これらが汚染水の下で今も崩壊を続けているのだ。
早くスタートしないとゴール地点が福島県の放棄になっちゃうよ。
むしろそれで済めば御の字かもね?

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