2013年2月11日月曜日

PC用語は不用意に使うと赤っ恥だなあ

面白かったので。
朝日新聞が遠隔操作ウイルス事件について、紙面上に次の文を掲載していた。
・抜粋
『首輪に仕込まれたメモリーカードには、「ソースコード」と呼ばれる遠隔操作ウイルスのプログラムが記録されていた。』

ソースコードとはプログラミング言語で書かれたプログラム文のことである。
書きたい内容は推測できるのだが、上の文章だと「ソースコード=遠隔操作ウイルスのプログラム」 としかとれないので読み手に謝った認識を与える。
要は文章の書き方が悪いだけなのだが。
そもそもなぜプロがこんな冗長な書き方をしたのか理解に苦しむ。
『遠隔操作ウイルスのプログラムが記録されていた』とか、
『遠隔操作ウイルスのソースコードが記録されていた』でよかったのに。
まあ「ソースコード」という単語の意味を理解していなかったのかもしれない。
ほんとこの記者さんは聞きかじりのPC知識などに拘らなければよかったのに。

PC知識と言えばこないだ、民主党の原口一博議員が「グーグルアースか何かで艦船の位置は確認できる」との発言を行ってネット上で失笑&冷笑されていた。
「か何か」とは何を指していたのか。
原口氏の釈明でも明らかにならなかった。
残念な釈明であった。
ちなみに艦船情報がリアルタイムで得られるのは軍事衛星か偵察機、もしくは現場のレーダー付き艦船だけである。
一般人が遠くの情報を仕入れるには監視カメラが必要だが、洋上にあるはずもない。
知らないPC知識で話をすると赤っ恥になるいい例であった。 
 ただ、
もしも政府がそのような偵察兵機を開発しており、元政府要人である原口氏がポロッと極秘事項を洩らしたのであれば話は別だ。
相手に悟られずに遠方の状況を監視し、軍事施設の専用コンピュータでなくPCで簡単に情報を取得できるような設備を原口氏は見たことがあるのかもしれない。
こうなると一変して大スキャンダルである。
さてただの言い間違いだろうか。

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