2012年11月13日火曜日

セアカゴケグモ増殖中

日本にいる毒蜘蛛として名高いセアカゴケグモが川崎市で見つかった。
日本にいる、といっても外来種なのだが。
そのうえ最初は近畿圏だけでの話題だった。
しかし最初に見つかってから17年。状況は大きく変化しているようだ。
発見地域は関西以西を制覇(近畿、中国、四国、九州、沖縄)。
加えて群馬、宮城、そして神奈川で確認済み。
見つかってないだけで相当な数が関東にいるのだろう。
本州制覇も目前のようだ。

でも蜘蛛は向こうから襲ってくることはまず無い。
ハエやダニを補食する益虫でもある。
毒蜘蛛の蔓延は困るのだけれど有効な駆除策もないみたいなんで共存しか道はあるまい。
とりあえず現物を見たいものなのだが大阪に住んでいるのに見たことない。
簡単には見つからないから騒ぎにならないのだろうけど、見て分からないと騒ぐこともできないのでもうちょっとお役所は周知を頑張って欲しい。
情報を出すのを渋るのは日本のお役所の仕事らしいので期待はできないけど。

さて実害だけれど、咬まれると患部がめっちゃ腫れるらしい。
そんでその後に全身に痛みや発熱。
オーストラリアでは死亡例もあるらしい、けど日本ではまだない。
咬まれたら必ず病院へ行くこと。

被害の少ない今こそ啓蒙の時期なのだが・・・
日本は死亡例が出てから初めて慌て始めるのだろう。
いつものことだが変な国だ。

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