2012年12月29日土曜日

インフルエンザが流行期

インフルエンザの通常の流行期は年初なので、今年は異様に流行開始が早い。
田舎でも私の親戚が一人ひいたようだ。
マスクが今年も売れているのだろうなぁ。

このマスクだが、健常者がマスクをするのはアジア人だけらしい。
諸外国でマスクをつけていると当然のごとく「病人」だと思われる。
感染予防のためにマスクを着けるという考えがないのである。
なぜかというと「マスクでは感染予防はできない」というのが国際常識であるからだ。
インフルエンザのような空気感染するウイルスは息をしているならマスクをしていても入ってくるし、目からの粘膜感染もあるので口だけ塞いでも意味はない。
マスクは予防に対してはほぼ無意味なのである。
海外、というか医学的に「マスクは病人が人に病気をうつさないために使用するもの」なのだ。

ではなぜアジア人はマスクをするのか。
ここで登場するのが「空気を読む」というケッタイな概念である。
周囲に配慮することで交流を円滑にしようとする文化である。
「私はウイルスとは関係ありませんよ」というアピールで、周囲との垣根を減らすのだ。
ところが前述の通り外国人からみれば病人アピールでしかないので、全くの逆効果となる。
誰が好き好んで病人と接したがるのか。

このアジアの非常識が是正されるときはくるのだろうか。
こないのだろうな。
マスクめんどくさいけど大した実害があるわけではないのだが、めんどくさい。
めんどくさい。

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