2012年12月4日火曜日

流行語とはどこで流行っていた言葉なのか

相変わらずそんなのあったなぁ的な言葉が並ぶ流行語大賞が決定したようだ。
内容はどうでもいいので記載しない。
別に流行っている言葉じゃないし。

ノミネートされる言葉は毎年皆が首を傾げる言葉ばかりだ。
なぜあまり聞かない言葉なのにノミネートされるのだろうと皆疑問に思うわけだ。
一体誰が選んでいるのだろう。
答えは「現代用語の基礎知識」の読者審査員である。
「現代用語の基礎知識」とは毎年末に発売される本である。
でその読者審査員とやらのアンケート結果から流行語が選ばれる。
何人いるのか知らないけれど、偏った流行語の原因は彼らである。
あと審査委員会の連中。
審査委員会のメンバーは東大教授、歌人、ジャーナリスト、女優、漫画家、ディレクター、『現代用語の基礎知識』編集長で構成される。意味不明なのが数人混ざっている。

結局の所、選考員にまともな一般人が一人もいないのが問題なのであろう。
歴代の流行語を見ると基本的にテレビが発祥となる言葉しか受賞はできないようである。
まあテレビでやってりゃ流行っているのだろうという短絡思考に見える。
すくなくとも本当に流行っているかの検証が行われているようには見えない。

ぶっちゃけるとユーキャンがその名前を売るための宣伝でもあるだろう。
あまりにも選考結果がひどいとその名前に泥を塗りかねないと思うのだが、
まあいまさら辞められないだろうし、これからもグズグズな状態で続くのだろう。
また言葉自体が「現代用語の基礎知識」の読者審査員のアンケートから選ばれるわけで、審査委員会にもその編集長がいる。
よってこの本のマーケティングのためなのだろうと考えるのが自然だろう。

「現代用語の基礎知識」はいい本だが、
この程度の流行語しか出せないようでは新語の内容は怪しいと言わざるを得ない。

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