2013年1月10日木曜日

ボーイング787の事故がそれほど意外でない件

事故や金や様々な要因で納入延期を繰り返したボーイング787にはやはり問題があったらしい。
そもそも2008年の北京オリンピックでは就航してる予定だったんだよね。
なんやらかんやらで1年延期してやっと納入時期かと思いきや事故連発。
今回の事故を、さもありなん、と思っている人は多いんじゃないかなぁ。

・ボーイング787の開発遍歴(Wikipedia内容を改変)
 2004年 4月 開発開始
 2007年 7月 1号機ロールアウト式典。ただし内部は未完成
 2007年12月 開発責任者更迭
 2008年 1月 金をケチって委託先とトラブル。納入を2009年まで延期
 2008年 9月 ボーイング社でストライキ
 2009年 6月 三菱重工業担当部位に不備発覚
 2009年12月 初飛行に成功
 2010年 2月 客室一般公開
 2010年 8月 エンジンが単体テスト中に爆発
 2010年11月 2号機試験飛行中に電気室内の配電盤で火災が発生し主電源ダウン

むしろこんなもんよく飛ばす気になったな、としか言えない経緯である。
オスプレイよりずっと恐ろしいはずなのだが抗議している人はいるのだろうかね。

今現在何機が空を飛んでいるのかは不明だが、Wikipediaによると既に262機が納入済みである。
受注総数は3000を余裕で越える数らしい。
問題発覚ならボーイング社やばいなー
日本の部品メーカーもやばいのかもなー・・・


2013.01.11 14:47 追記
本日、羽田発松山行きの787型で操縦席の窓が割れていたとのニュースあり。
実は操縦席の窓割れは去年の暮れ(12/24日岡山発羽田行き全日空652便)でも発生している。
これは欠陥確定だな・・・ 直せるといいのだけど。

2013.01.16 11:47 追記
高松空港にて787型機が緊急着陸。操縦室内に異臭&煙。原因は調査中。
ANAは787型の全機点検に踏み切る。
しかし点検は毎日しているだろう。どこを見直すというのだ。

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