2013年1月10日木曜日

ドコモスマホの新OS「Tizen」で携帯は大きく変わるか

結論から言うと使用者側から見た場合、さほど変わらないだろう。
電話機は電話とメールができればよいのだ。
それが今よりそれほど良くなるとは思えない。
人気のLINEのようなインタフェースを搭載してくるかもしれないが、LINEでいいじゃん、で終わる。
docomoのことだから変なガラパゴス機能(Amazon風サービスやNOTTV等)を付けてくるだろうが、
その変な機能を付けなかったからiPhoneやAndroidは売れているのである。
「まるで成長していない」と言われる未来が目に浮かぶ。

今でこそ「OS」はiOSやAndroidなどその存在がやっと知られるようになったが、
その昔、ガラケーと言われたころからOSは複数あった。
Linux、Symbian、BREW、ITRON等。
各会社の各携帯ごとにOSはバラバラだったのだ(大体は開発会社によって異なってた)。
OSが違えばその携帯の動きは当然異なる。
そもそもプログラミング規則がOSごとに異なるのである。

だがOSによって携帯の動作が大きく違ったことがあるだろうか。
それほど使用感は変わらなかったに違いない。
使用感が変わらなかったのは開発者が必至こいて最終的な動作を合わせていたからである。
(いや大変なのよあれ。マジで。)
つまりOSが何であれ、目指す動作は一緒だったのだ。
じゃあなんでOSが一杯あったかと言うと、プログラミングのし易さとかが違うからである。
まあ安いからとか昔作ったプログラムを流用できるとか大人の事情も沢山ある。

さてここまでくれば判るだろう。
新たな携帯にちょびちょび機能をくっつけても意味はない。
iPhoneやAndroidのアプリでも同じもの作られて終わりである。
どの携帯も目指すところはそれほど変わらない。
OSが違うというだけでは競争力にならないのである。

新OSが勝利するには劇的な操作感の改善が必要だ。
点けた瞬間から説明なくても操作ができるとか、どんな機能も一瞬で呼び出せるとか、求めなくても求める情報が手に入るとか、持ってれば空が飛べるとか、もう寝て見る夢レベルの改善である。
無理である。

まあ新OSならSPモードメールは安定すると思う。
未だに不安定なSPモードとか使ってる人がどれだけいるのか知らないけど。
ちなみに私はdocomoユーザーなので成功してほしいのが本音なんだけどね。
今の方向性じゃユーザーやめたいってのも本音なんだよね。

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