2013年1月31日木曜日

国境なき記者団がやっと日本の隠蔽体質に気付いたらしい

世界の報道自由度ランキングで日本の順位が53位まで下落したとのこと。
これは公平なランキングではないが、しかし日本はこれまで高すぎた。
日本の情報隠蔽度が高かったのか、国境なき記者団の目が節穴だったのか。
私は後者だと考えているがどうだろうか。

最近遺憾なく発揮されている日本の隠蔽主義&事なかれ体質であるが、
別に最近になって発生し始めたわけではない。
これは民族的な伝統である。
島国である日本では情報を開けっぴろげにして諍いを誘発するよりも、問題を隠蔽して体裁を取り繕う文化が培われてきた。
出る杭は打たれる、ってやつである。
もちろんこの文化によって日本の秩序は保たれてきたのであるから必要であったのかもしれない。

だがその隠蔽文化はおそらく沢山の可能性を潰してきた。
既得権力を守るために、事件は犠牲者もろともに隠蔽されてきた。
やっと今少しずつ明らかになってきて、状況を打破しようと考える人もでてきている。
しかし権力を守ろうとする人の方が多いのが現実である。
特にマスコミがそれに切り込まない国なので全然改善の兆しがでてこない。
マスコミは混乱が飯の種だからである。

断言しよう。
日本は変わらない。
今後も隠蔽体質は受け継がれていくことだろう。
それもまた日本人の気質なのである。
しかし既得権力と闘う者も必ず現れると信じている。
それもまた日本人の気質「武士道」として受け継がれているはずだから。

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